「男はつらいよ お帰り 寅さん」22年ぶり50周年、第50作のネタバレは?

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「男はつらいよ お帰り 寅さん」22年ぶり50周年、第50作のネタバレは?桑田佳祐も
国民的人気を誇った『男はつらいよ』シリーズの50作目となる最新作映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」が2019年12月27日金曜日公開になりました。

「男はつらいよ お帰り 寅さん」のネタバレは?桑田佳祐も

2019年12月27日(金)公開の50周年で第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」
の公開予定の本予告映像が公開になりました。
映画のオープニングには寅さんの大ファンである桑田佳祐が登場して、主題歌「男はつらいよ」を桑田節で歌っています。

22年ぶりに後藤久美子さんが映画出演したことでも話題になりました。
寅さんの甥っ子の諏訪満男(吉岡秀隆)が主役として
初恋で、結婚の約束までしていた及川泉(後藤久美子)と再会し、物語が流れていくそうです。

満男とイズミの恋の行方はどうなるのでしょうか?

「男はつらいよ お帰り 寅さん」のあらすじは

「男はつらいよ お帰り 寅さん」のストーリーは
公式ホームページによると

ここには人生が、
そして歴史がある。
50年の歳月を歩んだ“あの人”が帰ってくる。
かつて日本中を笑いと涙で包み、国民的人気を誇った映画シリーズ『男はつらいよ』。
テキ屋稼業を営む主人公・車寅次郎、通称“寅さん”が、旅先から故郷の柴又に戻ってきては、家族や恋したマドンナを巻き込み、騒ぎを起こす。破天荒で、変わり者で、自由奔放。でも、その暖かく優しい人柄に誰もが魅了され、愛され続けた
そして、第一作の公開から50年。シリーズ最新作が、『男はつらいよ』の生みの親・山田洋次監督自身も驚く“今まで観たことのない”奇跡の映画として誕生する。

窮屈で生きづらい時代。大人になっても悩み多き時代。ずっと待ち望んでいた人も、これから初めて出会う人も、この冬、帰ってくる寅さんに笑い、泣き、そして励まされる。
「生まれて来てよかったと思うことが、そのうちあるさ」

記念すべきシリーズ50本目となる本作は、くるまやの面々の“今”を新たに描く映像と、4Kデジタルで蘇る寅さんの映像が紡ぎ合う、新たなる『男はつらいよ』の物語

生みの親である山田洋次監督自身が
「今まで観たことのない作品が出来た」と驚くほど、想像を超える内容となっているといいます。

記念すべき50作品目のあらすじを読む前に!
>>過去作のネタバレをチェックはこちら♪

あらすじは

物語は諏訪満男の妻の七回忌の法要から始まる。
柴又の帝釈天の参道に昔あった「くるまや」の店舗は新しくカフェに生まれ変わり、その裏手に昔のままの住居がある。

法事のあと、ひとしきり昔話に花が咲く。
寅がマドンナを連れてくるたび、家中が大騒ぎだったことなど・・・あれからもう半世紀の歳月が流れたのだ。

満男は、長い間サラリーマンをしていたがその合間に書いた小説が認められ小説家になっていた。
そんなある日、満男の最新作の評判がよくサイン会をすることになる。ところがその列に並ぶ客の中に初恋の人、一度は結婚の約束までした女性、及川泉の姿を見て呆然となる。

ヨーロッパで生活しているイズミは仕事で来日し、偶然サイン会に参加したのだった。
イズミに再会した満男はサイン会もそこそこに「君に会わせたい人がいる」と小さなJAZZ喫茶にイズミを連れて行く。
経営者の顔を見て驚くイズミ、それは20年以上前に奄美大島で会った寅の恋人のリリーだった。
懐かしい人たちとの再会、そして思い返す寅さんのこと。
それは満男とイズミにあたたかい何かをもたらしていく。
イズミはその夜「くるまや」を訪れることになるのだが・・・。

やはり、吉岡秀隆さんと後藤久美子さんの行方が気になりますね。
「男はつらいよ お帰り 寅さん」作品概要

作品名 『男はつらいよ おかえり、寅さん』
公開 2019年 12月27日(金)全国公開
原作   監督:山田洋次
脚本   山田洋次 朝原雄三
出演   渥美清 倍賞千恵子 前田吟 吉岡秀隆 後藤久美子 浅丘ルリ子

『男はつらいよ おかえり、寅さん』出演者

池脇千鶴(高野節子役) 小説家となった満男の編集担当
桜田ひより(諏訪ユリ役)満男の娘
橋爪功(及川一男役 ) イズミ・ブルーナの父親
小林稔侍(窪田役 )  満男の義理の父親
美保純(朱美役)   朝日印刷・タコ社長の娘
佐藤蛾次郎(源公役)  柴又帝釈天題経寺の寺男
北山雅康(三平役)  新しくカフェになったくるまやの店長
笹野高史(御前様役)  柴又帝釈天題経寺の住職
濱田マリ       書店の客
カンニング竹山(飯田役)節子が勤める出版社の編集長
出川哲朗(山中役)  出版社の社員
林家たま平      ケアセンターの職員
立川志らく      噺家

制作・配給  松竹株式会社
c2019松竹株株式会社
⇒⇒ 映画公式サイト
⇒⇒ 公式Twitter

男はつらいよ 50周年の50作目

「男はつらいよ」は1969年8月27日に第1作が劇場公開されました。元々はテレビドラマから始まっていました。

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「男はつらいよ」のストーリーは

テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、
何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、
何かと大騒動を起こす人情喜劇で、毎回旅先で出会った
「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。
引用:Wikipedia

テレビドラマの最終話では、ハブ酒を作ってひと儲けしようとした寅次郎が奄美大島にハブを取りに行って逆にハブに咬まれ、毒が回って死んでしまうという結末だったが視聴者からの抗議が多数おこり、映画化になりました。

映画化にあたり、現在の葛飾柴又の帝釈天が舞台になりました。

新作公開記念 舞台あいさつ
>>『男はつらいよ』 キャスト13名集結

男はつらいよには、未撮影作品があった

寅さん(渥美清さん)は 1996年(平成8年)8月4日に亡くなっています。

山田洋二監督は第49回の作品として1996年の12月に公開する映画を用意していました。
さらに次の作品第50回の作品で寅さんシリーズは終わりにしようと構想していたようでした。

渥美清さんの体調があまり良くないというのはわかっていたことで徐々に、満男にシフトしてはいましたが、50回を目安に
寅さんを「お疲れ様」にしたかったのかもしれません。

1996年12月28日公開予定 『男はつらいよ 寅次郎花へんろ』

(マドンナ:田中裕子 ロケ地:高知県 原作:室生犀星『あにいもうと』)
シリーズ第49作のマドンナは田中裕子で、その兄役で西田敏行が出演の予定だった。

満男シリーズの完結編として泉と満男を結婚させ、甥の結婚を見届けた寅次郎は放浪の終焉を宣言し、第50作に繋げる予定だった。

後藤久美子さんは、満男くんの奥さんになる予定だったのですね。

秋からの撮影を控えており、1996年6月27日には打ち合わせでタイトル、大まかなストーリーは伝えており満男役の吉岡秀隆も同年公開の「学校II」をやっている時に、山田が「秋にまたやるよ」と49作目の話をしていたと語っている。

高知県安芸市は「幻の男はつらいよの聖地」

秋からの撮影ということで、ロケ地は高知県安芸市に決まっていました。
渥美清さんが亡くなったことで幻のロケ地となっていましました。
高知県安芸市伊尾木地区に2002年に開業した

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線伊尾木駅の
イメージキャラクター「いおき トラオくん」は

寅さんをモチーフにしているのです。

「幻の男はつらいよの聖地」と言えます。

1997年12月27日公開予定 タイトル不明

(マドンナ:黒柳徹子 ロケ地:未定)

山田洋次は、寅次郎はテキ屋を引退、幼稚園の用務員になり、子供たちとかくれんぼをしている最中に息を引き取り、町の人が思い出のために地蔵を作るという構想を早くから持ち
第49作から直結するストーリーだった。
黒柳も冗談に「最後のマドンナは黒柳徹子さんだ」と山田から言われていたと林真理子の対談で明かしている。

このことは1990年8月25日に放送されたTBS『クイズダービー』(第754回)の第7問(三択問題)で出題されており、遅くとも同年時点でこの構想があったことがわかる。

山田洋二監督は、寅さんが静かに息を引き取るという構想まで考えていて第50回で寅さんを終わらせようと
考えていたのですね。

しかし実際は、山田洋二監督のシナリオ通りにならなかった。
そのために今回の22年ぶりの第50回作品
「男はつらいよ お帰り 寅さん」に繋がったのでしょう。

男はつらいよ 作品一覧

第1作 1969年8月  男はつらいよ
第2作 1969年11月 続 男はつらいよ
第3作 1970年1月  男はつらいよ フーテンの寅
第4作 1970年2月  新 男はつらいよ
第5作 1970年8月  男はつらいよ 望郷篇
第6作 1971年1月  男はつらいよ 純情篇
第7作 1971年4月  男はつらいよ 奮闘篇
第8作 1971年12月 男はつらいよ 寅次郎恋歌
第9作 1972年8月  男はつらいよ 柴又慕情
第10作 1972年12月 男はつらいよ 寅次郎夢枕
第11作 1973年8月 男はつらいよ 寅次郎忘れな草
第12作 1973年12月 男はつらいよ 私の寅さん
第13作 1974年8月 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
第14作 1974年12月 男はつらいよ 寅次郎子守唄
第15作 1975年8月 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
第16作 1975年12月 男はつらいよ 葛飾立志篇
第17作 1976年7月 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
第18作 1976年12月 男はつらいよ 寅次郎純情詩集
第19作 1977年8月 男はつらいよ 寅次郎と殿様
第20作 1977年12月 男はつらいよ 寅次郎頑張れ!
第21作 1978年8月 男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく
第22作 1978年12月 男はつらいよ 噂の寅次郎
第23作 1979年8月 男はつらいよ 翔んでる寅次郎
第24作 1979年12月 男はつらいよ 寅次郎春の夢
第25作 1980年8月 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花
第26作 1980年12月 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
第27作 1981年8月 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
第28作 1981年12月 男はつらいよ 寅次郎紙風船
第29作 1982年8月 男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋
第30作 1982年12月 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
第31作 1983年8月 男はつらいよ 旅と女と寅次郎
第32作 1983年12月 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
第33作 1984年8月 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎
第34作 1984年12月 男はつらいよ 寅次郎真実一路
第35作 1985年8月 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
第36作 1985年12月 男はつらいよ 柴又より愛をこめて
第37作 1986年12月 男はつらいよ 幸福の青い鳥
第38作 1987年8月 男はつらいよ 知床慕情
第39作 1987年12月 男はつらいよ 寅次郎物語
第40作 1988年12月 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
第41作 1989年8月  男はつらいよ 寅次郎心の旅路
第42作 1989年12月 男はつらいよ ぼくの伯父さん
第43作 1990年12月 男はつらいよ 寅次郎の休日
第44作 1991年12月 男はつらいよ 寅次郎の告白
第45作 1992年12月 男はつらいよ 寅次郎の青春
第46作 1993年12月 男はつらいよ 寅次郎の縁談
第47作 1994年12月 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
第48作 1995年12月 男はつらいよ 寅次郎紅の花
第49作 1997年11月 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇

寅(渥美清)さんの具合が悪くなってからの後半は満男(吉岡秀隆)が主役といっても過言ではありませんでした。

そして、第49作目から22年、第1作目から50年目に第50作を公開するのは感慨深いです。

そして、記念すべき50周年の第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」の公開も楽しみです!

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