熱海の捜査官 もとこの正体は?解説と考察【ネタバレあり】

『熱海の捜査官』は『時効警察』の脚本と監督を担当した三木聡と、多くのお馴染みキャストで構成されたドラマ。とはいえ、『時効警察』と同じノリを期待してみると…。そんな『熱海の捜査官』の解説及び考察をしてみようと思います。もとこの正体は誰?

『熱海の捜査官』と『時効警察』の違い

『時効警察』のノリが好きで、そんな気分で『熱海の捜査官』を見始めたのですが、これがちょっとなんというか、もう少し複雑なミステリー仕立てになっているんですよね。

もちろんこれはこれで面白く、最後まで一気に見てしまいました(全8話)。

最初は、どうしても『時効警察』のキャラとかぶって見えていたのですが、さすが役者さん!濃ゆくも別キャラをしっかり確立しています。

『時効警察』では、オダギリジョーのパートナーは麻生久美子とのコンビでしたが、『熱海の捜査官』でのパートナーは栗山千明ですから、ここは決定的に違う点です。

初めはどうしても麻生久美子と栗山千明を比べてしまいました。でも、途中からは栗山千明のキャラがしっくりくるようになりました。

キャストを見てみよう

『熱海の捜査官』にはかなり多くのキャストが出演しています。ではザッと見ていきましょう。

星崎剣三(オダギリジョー):主人公の広域捜査庁
北島紗英(栗山千明):星崎の相棒の広域捜査官。
坂善正道(田中哲司):本庁の切れ者鑑識官。

拾坂修武(松重豊):南熱海警察署の署長
桂東光子(ふせえり):警察署の女性警察官。
犬塚発見(少路勇介):真面目な署員。

甘利雅彦(団時朗):南熱海市市長。レミーの父
亀岡渡(村松利史):市長秘書
藁久保清一(光生):土木課長
朱印頭(松尾スズキ):南熱海興行の組長
鮫島猛(緋田康人):南熱海興行の専務

宇喜多幸光(津村鷹志):校長
敷島澪(藤谷文子):永遠の森学園の美人教師
阿久根淑子(宮田早苗):寮長
新宮寺有朋(山中聡):永遠の森学園の送迎バス運転手
東雲麻衣(三吉彩花):行方不明の後、唯一発見された女子生徒
椹木みこ(山田彩):行方不明の女子生徒の1人で、レプス陶芸クラブのメンバー
月代美波(佐倉絵麻):行方不明の女子生徒の1人で新興宗教の教祖
萌黄泉(岡野真也):行方不明の女子生徒の1人臨死体験がある
四十万新也(山﨑賢人):行方不明の女子生徒たちとの関連性を持つ男子生徒。実は市長の愛人の子で、レミーの腹違いの兄
甘利レミー(二階堂ふみ):市長の娘
味澤宙夫(染谷将太):四十万の友人

平坂歩(萩原聖人):環境保護団体NPO「空と海と虹の会」代表。※本名は風宮巧。元天才脳外科医
相模徳三郎(岩松了):星崎と北島が滞在する旅館「熱海南海荘」の主人。桂東の兄
洲崎道代(広田レオナ):レプス陶芸クラブのオーナー
占部日美子(銀粉蝶):分杭ビル(通称アタ中)の5階に住む不思議な力を持つ女性
伊藤奈々子(小島聖):レストラン「ボリューム」のウェイトレス

蛇川方庵(小野栄一):バス消失事件の時に道路に倒れていた老人。南熱海天然劇場で怪しげなマジックショーをしている
チュッパチャップスさん(新屋英子):いつも白と黒のチュッパチャップスをなめている
樫村茂(山崎一):南熱海総合病院の医師で東雲の主治医
徳留幸介(森下能幸):新聞記者
松尾正夫(外波山文明):元天才数学者
萩尾さやか(KIKI):南熱海診療所の女医。徳永研究室で、平坂(風宮)と一緒に研究していた

山崎賢人の若かりし姿!

とある山奥の学園が首都なる舞台なので、必然的に学生が多く登場する点も『時効警察』とは異なるところです。

そして、この学園の中でも主要な学生、四十万新也(しじま しんや)として、若かりし15歳の山崎賢人が出演しています。まだまだあどけない感じで、男から見てもとても可愛い。知的な美少年といった感じです。

どうやらまともな役として初めてのドラマ出演のようで、演技も初々しい(笑)。ファンは必見ですね。

東雲くんがカワイイ!

個人的に注目していたのが、東雲くんです。東雲麻衣(しののめ まい)という学園のキーを握る主要な生徒なのですが、三吉彩花が演じています。

現在もドラマや映画などで活躍中の彼女ですが、当時14歳の三吉彩花の超絶美少女っぷりは男子必見でしょう!頬がふっくらしたあどけなさが残る感じが、とてもカワイイ!

ざっくりとストーリーと見どころを解説

南熱海市内で女子学生4人を乗せたスクールバス行方不明となる事件が起きた。その事件から3日後、意識不明状態で唯一発見されたのが東雲麻衣(三吉彩花)。しかし、発見後も意識は戻らないままだったが、3年後に突如東雲の意識が戻った。そこで広域捜査官の星崎(オダギリジョー)と北島(栗山千明)が赴任してくるところからこの物語は始まる。

星崎と北島は、南熱海警察署の警察官である拾坂修武(松重豊)と桂東光子(ふせえり)、犬塚発見(少路勇介)と協力して、事件解決に挑む。

その後、失踪したバスが海中から発見され、謎のカセットテープや意識を戻した東雲麻衣、彼女が在籍する永遠の森学園の先生や生徒、送迎バスの運転手、寮母から市長や市の職員、境保護団体NPO「空と海と虹の会」、地元ヤクザ、秘密の陶芸クラブなど、さまざまな市民が折り混ざり、いわばデビッド・リンチのツインピークス的な展開を見せる。

果たして、消えた3人の少女は見つかり、だれの犯行か判明するのか…。

といったストーリーなのですが、続いて見どころについて少し解説してみたいと思います。

意味深な見どころ解説

それぞれが何かを少しずつ秘密を持っていて、何かを語る反面、何かを隠しています。

「だいたい分かりましたよ」という言葉が、しばしば星崎の口から発しますが、意外と分かっていなかったりする点も、ストーリーを混乱させているようにも。

謎めいた登場人物、一人二役の奇妙な役回り、意外な人間関係。そして、ときに時空を超える感じ。

パラレルワールドに引き込まれるような、浮遊感が表すものは。そして圧倒的に何かが欠落した感じがするのは…。

それは、南熱海市が〇〇と〇〇が共存している地だから?

気になるロケ地

さて、何箇所か気になるロケ地が出てきますね。

ここでは気になるロケ地を5つほど紹介したいと思います。

永遠の森学園

大倉山記念館。意外にも神奈川県横浜市にあります。神奈川県横浜市港北区大倉山2丁目。

レストラン VOLUME

みんなで食事をする橋のそばのレストランですが、これは横浜の有名なバー「StarDust」です。神奈川県横浜市神奈川区千若町2丁目。

星崎と北島が泊まっている旅館「南海荘」

これは小田原にある割烹旅館の「山月」です。神奈川県小田原市板橋。

アタ中にある分坑ビル

これは湯河原にある真鶴トンネル福浦側換気所で、本当はビルではありません。神奈川県足柄下郡湯河原町福浦。

永遠の森学園寮

熱海市にあるペンション「プリンス」。いまも営業しているペンションで、宿泊できますよ。静岡県熱海市泉。

最終回から振り返る考察【ネタバレ注意!】

後半になると(特にラスト2話)、物語はかなり急激に収束していきます。
そして、ラストの2段落ち。この意味、わかりましたか?

本当に事件は解決したのか?ラインを超える、セカンドステージの意味は…。

言われてみれば、登場人物の名前にも特徴ありますよね。
車のナンバーにも意味が?

そこここに伏線が散りばめられているように思えます。

そうです、いましたね。そこここに。〇〇しちゃった人たちが。

ところで、もとこさんの正体は?

事件が進展したり、行き詰まったりすると、決まって星崎が電話をかけ助っ人を頼むのがもとこさんです。

もとこさんのことを「すごくできる先輩」だと、北島さんが旅館の主人に言っていました。

でも、北島さんが境保護団体NPO「空と海と虹の会」で命を狙われそうになったとき、星崎がもとこさんと同じ目に会ってほしくないと激昂して言っていましたね。

となると、もとこさんって…。

そういえば、もとこさんの声って一度も聞こえませんね。
星崎は本当にもとこさんと話をしていたのでしょうか?

でも、犯人と目星をつけた人物の画像をパソコンに送ってきたりもしてましたね。

うーん、謎ですが。それは星崎が…だから?

もう一度、キャストについて

『時効警察はじめました』というシリーズにして3作目が、2019年10月11日から12月6日まで放送されました。

このドラマの最終回に、山崎賢人、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊といった『熱海の捜査官』のメンバーが登場しました。

これにはニヤリとしました。ファンにとっては嬉しい演出でしたよね。

『熱海の捜査官』についてのまとめ

いやー、なかなか一筋縄ではいかないドラマです。

デビッド・リンチ臭がプンプンしています(笑)。

何度も見て楽しめるドラマですね。作品の雰囲気に浸るという意味でも、十分に楽しめますね。

まだ見ていない人はもちろん、既に見た人も、もう一度見直してみませんか?

ここならすぐに『熱海の捜査官』が見れます。
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きっと新たな発見が見つかると思いますよ。

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