映画『マスカレードホテル』は観ましたか？ 一流ホテルを舞台としたミステリーなのですが、何度も映し出されるあのホテルの外観、だんだん気になってくるんですよね。ロケ地どこなんだろう？って。
ホテル自体がある種の魔性を秘めているようにも思えてきます。そして誰が犯人なのか最後まで分からないので、全員が怪しく見えてくる(笑)。一度見た人もキャスト一覧や相関図もおさえながら、もう一度見てもいいかもしれません。
ストーリーもさることながら、あの独特の雰囲気（空気感）に浸るために、再視聴するのもありなのでは？
映画『マスカレードホテル』のロケ地が気になる
タイトルにもなっているように、ある意味このホテル自体が裏の主人公ともいえそうです。
そんなマスカレードホテルでは「ホテル コルテシア東京」という架空のホテルが舞台なのですが、ではロケ地となっているホテルはいったいどこなのでしょう？
実際にあるの？って気になりませんか？
そしてもし本当にあるなら、ちょっと行ってみたい(笑)。
ということで調べてみました。すると、いろんなことがわかりました。
まず、ホテル コルテシア東京の外観ですが、あれはどうやらCGのようです。なので実際にはありません。
が、すごく似ているホテルが横浜にあります。
そのホテルとは、「ザコンチネンタル横浜」です。
主に結婚式場として使われるホテルのようですね。
もちろん映画の方はCGなので、この「ザコンチネンタル横浜」とよく似てはいます。きっと、このホテルをベースにCGを作ったのではないでしょうか。
そして、ホテルのロビーとしてロケに使われた場所はというと、なんとセットだそうです。それにしてもすごいセットを作ったものですね。
ちなみに原作の中では「ロイヤルパークホテル」となっており、水天宮前にある「ロイヤルパークホテル東京・日本橋」がモデルだそうです。
このロイヤルパークホテル東京・日本橋はとても大きなホテルで、ホテルの中はとてもきらびやか。映画の雰囲気ともどこか似ているところがありますね。
というのも、客室は実際にこのホテルの部屋が使われているそうですよ。
なかなか映画そのものの場所にはありつけませんが、「ザコンチネンタル横浜」と「ロイヤルパークホテル東京・日本橋」を訪れることで、新田浩介（木村拓哉）と山岸尚美（長澤まさみ）に会えそうな気がします(笑)。
映画『マスカレードホテル』のキャスト一覧
映画『マスカレードホテル』には大勢の豪華キャストが登場します。
ここで一覧でご紹介しましょう。
新田浩介：木村拓哉
山岸尚美：長澤まさみ
能勢：小日向文世
本宮：梶原善
関根：泉澤祐希
久我：東根作寿英
川本：石川恋
綾部貴彦：濱田岳
高山佳子：前田敦子
大野浩一：笹野高史
古橋：髙嶋政宏
安野絵里子：菜々緒
館林光弘：宇梶剛士
森川寛子：橋本マナミ
政治評論家：田口浩正
女装した男：勝地涼
栗原健治：生瀬勝久
片桐瑶子 / 長倉麻貴：松たか子
杉下：五刀剛
町田：松川尚瑠輝
渡辺紀之：植木祥平
松岡高志：水間ロン
岡部哲晴：平山祐介
古橋の愛人：青山めぐ
館林の愛人：伊藤優衣
仁科理恵：太田美恵
野口史子：千咲としえ
畑中和之：白畑真逸
大竹：明石家さんま(友情出演)
田倉：鶴見辰吾
尾崎：篠井英介
藤木：石橋凌
稲垣：渡部篤郎
そうそうたるメンバーですよね。
以外にも、「えっ？あの人出てたっけ？」みたいな人もいるのでは？
そう、明石家さんまさんです。
かなり気を付けて見ていた人でも、見つけられなかった人は多かったのではないでしょうか？
さんまさんは「大竹」という客の役で、ほとんど顔も見えないくらいにエキストラみたいな感じで出演されています。
ただ、フロントに「大竹様」と呼ばれ、ソフト帽にグレーのスーツを着て、キムタクの後ろでちらりと移ります。時間にして、2時間6分ごろ。もう一度見る機会があったら、ぜひチェックしてみてください。
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相関図にしてみると…
これだけのキャストが出るので、相関図にしないとよくわからないかもと思いがちですが、実は意外とシンプル(笑)。
伏線がいっぱい貼ってあり、誰が犯人か最後まで分かりにくいですが、言うなれば演出が多いだけ？
でも、多くのキャストが個性的な役を演じているのは、観ていて楽しいです。なので、あえて相関図はここに書かないことにします。
期待した人、ゴメンナサイ＞＜。
ちょっと意地悪な見方？【ネタバレ注意】
まだこの映画を見ていない人は、この先は見ない方がいいかもしれません。
というのも、犯人の話をしますので。
なので、犯人を知りたくない人はココで読むのをやめてくださいね。
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いいですか？
そう、これからおばあさんの話をします。そうです、片桐というおばあさんです。
キャストを見ると分かると思いますが、この片桐というおばあさんは松たか子さんが演じているのです。
始め見たときは分かりませんでした。上手に化けてます(笑)。
で、松たか子さんは一人二役演じているのですが、まぁ、観た人ならお分かりの通りですよね。なので、全部は書きません。
で、意地悪な見方というか、深読みしすぎ？という感じかもしれませんが、キャストについて2点ほど面白い気づきがありました。
ひとつは、明石家さんまさんが「大竹」という役で出ていること。
そう、昔の奥さんの芸名ですからね。わざとでしょうか？
そしてもうひとつは、犯人役の人、昔はキムタクの恋人役でしたよね(笑)。
1997年の「ラブジェネレーション」で。
そう一世を風靡した「ラブジェネ」ですよ。
それなのに、今回は刑事と犯人ですよ。
あんまりじゃないですか！
なんて思ったのは私だけでしょうか。
深読みしすぎですかね(笑)？
まぁ、いろんな楽しみ方があるってことで、よかったらもう一度、映画『マスカレードホテル』見てみてください。
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