ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）2020は『キャッツ』ノミネート作品は？
ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）とは
そもそもゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）とは何でしょうか。
アメリカの映画賞で毎年、アカデミー賞の授賞式の前夜に行われる「最低」の映画を選んで表彰するもので、ラジー賞とも言われています。
UCLAから映像製作・映画宣伝の道に進んだジョン・J・B・ウィルソンにより1981年に創設されました。
この賞自体が一種のユーモアであるとも言われています。
初期は正真正銘のB級映画が各部門受賞を独占することが多かったようです。
本当にくだらない、つまらない作品を選ぶ場合もあるが、
一方で出来はよいが惜しい作品や、強烈なカリスマ性や異色性が強すぎて一般ウケしない作品に与えられることなどもあります。
この賞の受賞作品が意外によく出来た面白い作品として評価されることもあるのです。
賞の意味合いからトロフィーを受け取りにくる者はほとんどいないがこれまでで、女優のハル・ベリーとサンドラブロックが
最低主演女優賞を授賞式に出席しています。
ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）2020は『キャッツ』
最多受賞は、『キャッツ』の6部門の受賞です。
ノミネートは、9部門でした。
ダントツトップ受賞となりました。
映画『キャッツ』は
2019年12月20日にアメリカ、イギリスを皮切りに約40か国で公開されました。
『キャッツ』は、『キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法』に基づいた同名のミュージカル劇を原作とした2019年のイギリス・アメリカ合衆国のミュージカル・ファンタジー・コメディ・ドラマ映画です。
監督はトム・フーパー、『レ・ミゼラブル』の監督です。
キャッツなので猫の話ですが、猫とのCGがうまくいかなかったようでCGによる人間ネコが気持ち悪いとにかく酷評を受けています。
歌では、ゴールデングローブ賞の主題歌賞にノミネートされるようによかったのに、もったいないとの声が多かったようです。
その他多く受賞したのは『ランボー5／ラスト・ブラッド』の2部門です。
ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）の部門
ラジー賞には、これらの部門があります。
最低作品賞
最低監督賞
最低主演男優賞
最低主演女優賞
最低助演男優賞
最低助演女優賞
最低脚本賞
最低スクリーンコンボ賞
最低リメイク・盗作・続編賞
ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）2020のノミネート作品
最低作品賞
受賞『キャッツ』
『The Fanatic』
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
『ランボー5／ラスト・ブラッド』
最低監督賞
受賞 トム・フーパー『キャッツ』
フレッド・ダースト『The Fanatic』
ジェームズ・フランコ『Zeroville』
エイドリアン・グランバーグ『ランボー5／ラスト・ブラッド』
ニール・マーシャル『ヘルボーイ』
最低主演男優賞
受賞 ジョン・トラボルタ『The Fanatic』『ワイルド・レース』
ジェームズ・フランコ『Zeroville』
デヴィッド・ハーバー『ヘルボーイ』
マシュー・マコノヒー『セレニティー：平穏の海』
シルベスター・スタローン『ランボー5／ラスト・ブラッド』
最低主演女優賞
受賞 ヒラリー・ダフ『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
アン・ハサウェイ『ザ・ハッスル』『セレニティー：平穏の海』
フランチェスカ・ヘイワード『キャッツ』
タイラー・ペリー（マデア役）『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
レベル・ウィルソン『ザ・ハッスル』
最低助演男優賞
受賞 ジェームズ・コーデン『キャッツ』
タイラー・ペリー（ジョー役）『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
タイラー・ペリー（ヒースローおじ役）『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
セル・ローゲン『Zeroville』
ブルース・ウィリス『ミスター・ガラス』
最低助演女優賞
受賞 レベル・ウィルソン『キャッツ』
ジェシカ・チャスティン『X-MEN：ダーク・フェニックス』
キャシー・デイヴィス『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
ジュディ・デンチ『キャッツ』
Fenessa Pineda『ランボー5／ラスト・ブラッド』
最低脚本賞
受賞 『キャッツ』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
『ヘルボーイ』
『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
『ランボー5／ラスト・ブラッド』
最低スクリーンコンボ賞
受賞 半分ネコ半分人間の毛玉たちの中の任意の二つ『キャッツ』
ジェイソン・デルーロ＆彼のCGによって去勢された膨らみ『キャッツ』
タイラーペリー＆タイラー・ペリー（またはタイラー・ペリー）『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
シルベスター・スタローン＆彼の無気力な怒り『ランボー5／ラスト・ブラッド』
ジョン・トラボルタ＆彼が受け入れたすべての脚本
最低リメイク・盗作・続編賞
受賞 『ランボー5／ラスト・ブラッド』
『X-MEN：ダーク・フェニックス』
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
『ヘルボーイ』
『タイラー・ペリー マデアの家族葬』
名誉挽回賞
受賞 エディ・マーフィー『ルディ・レイ・ムーア』
ジェニファー・ロペス『ハスラーズ』
キアヌ・リーブス『ジョン・ウィック：パラベラム』『トイ・ストーリー4』
アダム・サンドラー『アンカット・ダイヤモンド』
ウィル・スミス『アラジン』
最も人命と公共利益を考えず無視したで賞
受賞 『ランボー5／ラスト・ブラッド』
『Dragged Across Concrete』
『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』
『ヘルボーイ』
『ジョーカー』
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