ファーゴ シーズン3のラストについて解説します。奴らがどうなったか、気になりますよね(笑)。その他、キャストの紹介や映画、シーズン1、シーズン2についても触れていきます。ネタバレ注意!
ファーゴ シーズン3のラストシーンを解説【ネタバレ注意!】
オゥ~! ニッキー・スワンゴ~!
あっ、すみません(笑)。
では、いきなりですが、ファーゴ シーズン3のラストシーンについて解説いきます。
結論から言うと、主要キャストは最後にほとんど死んでしまいます。
ただ、確実に生き残っているのは、主人公のグロリア。
そして、スワンゴがレンチと共にヴァーガ一味に復讐を企てる最後のシーンで、手下はほぼ全滅しますが、ヴァーガのみ姿をくらまします。
その5年後、家族との関係を取り戻し、認知症となったサイを受け入れ、幸せに生き延びていたエミットも、スワンゴの意思を受け継いだ律儀なレンチに殺されます。
また、時を同じくして、アメリカ合衆国国土安全保障省で勤めているグロリアの前にヴァーガが別の人物になりすまして現れますが、グロリアに尋問され正体を明かすヴァーガですが、彼は捕まらないと断言し不敵な笑みを浮かべ物語は終りを迎えます。
故にヴァーガは死刑になったかどうかは不明のまま。
そしてこの聾唖のレンチですが、彼は実はシーズン1にも登場しています。
これで、シーズン1からシーズン3までつながった!
ファーゴ シーズン3の主要キャストについて
シーズン3にも多くの登場人物が出てきます。ここでは主要なキャストについてのみご紹介します。
グロリア・バーグル(主人公) エデン・バレー前警察署長 (キャリー・クーン)
エミット・スタッシー 実業家・レイの兄 (ユアン・マクレガー)
レイ・スタッシー ミネソタ州の保護司 (ユアン・マクレガー)
ニッキー・スワンゴ 仮釈放中の元犯罪者・レイの恋人 (メアリー・エリザベス・ウィンステッド)
V・M・ヴァーガ 貸金業者の代理人 (デヴィッド・シューリス)
サイ・フェルツ エミットの右腕 (マイケル・スタールバーグ)
ユーリ・グルカ ヴァーガのウクライナ人の手下 (ゴラン・ボグダン)
ミーモ ヴァーガのアジア人の手下 (アンディ・ユウ)
レンチ ニッキーと一緒に逃げる聾唖の男 (ラッセル・ハーバード)
エミット・スタッシーとレイ・スタッシーの兄弟を、ユアン・マクレガーが一人二役しているところに注目。特にレイはハゲているので、最初ユアンだって分からなかった(笑)。
ところで、ファーゴ シーズン3を観る場合についてですが、観る順序としては、できれば映画版『ファーゴ』を最初に観て、その後に「シーズン1」から順に観ることをおすすめします。そのほうが一番楽しめると思いますよ。
そうなると、DVDを購入したりレンタルして観るよりも、オンデマドンで観る方が安いし、お手軽ですよね。
ちなみに、ファーゴがすべて観れる、いちばん安いVODがこちらです。
私もココで全て観ました!
ファーゴとは
ところで、「ファーゴって、そもそも何なの?」ということを今さら(笑)。
ドラマ ファーゴは、映画の『ファーゴ』がヒットしたのもあって、それが後にドラマ化されたものです。
映画及びドラマを作ったのは、コーエン兄弟と呼ばれているジョエル・コーエンとイーサン・コーエンの兄弟です。
ファーゴとは地名で、アメリカ合衆国ノース・ダコタ州東端部にある最大都市の名前です。そこで起きた事件をモチーフに、警察官を主人公としてシリーズ作品は描かれています。
ファーゴ全般の感想
ロサンジェルスやニューヨークといった都会とは違い、どこかミネソタやノースダコタといった雪深い田舎街が舞台なところも、町の独特な雰囲気が現れていて、全体の雰囲気を特徴づけています。
いずれの作品でも、冒頭で「これは実際の事件をもとにしており…」と、まるで実話のようなくだりが流れますが、本当に起きた事件ではなく演出の一環です。
残虐な事件でありながら、些細なきっかけが次の事件を引き起こしていくといった、偶然が起こす連鎖による因果がユニーク性を含めて描かれているところが、このシリーズの魅力ではないかと思います。
コーエン兄弟の作品は全体的に、人間の中にある狂気みたいなものが描かれているものが多く、そこがコーエン兄弟の持ち味として人気があるのでしょう。
おまけ
なんと! 2020年にファーゴ シーズン4が放送予定だそうです。
主演はクリス・ロック。舞台は1950年のミズーリ州カンザスシティ。マフィアと対立する黒人ギャング団の抗争を中心に描かれるそうです。
またファーゴが見れるなんて、これは楽しみですね!
コメント