簡単に不用品を処分できることから利用者数が急増しているフリマアプリ。
メルカリやラクマが有名ですね。
2019年4月に調査会社ニールセンが発表したデータによると、メルカリが2200万人以上、ラクマは1100万人以上のユーザー数がいるそうです。
これだけ使っている人がいれば当然トラブルも増えます。
国民生活センター公式ページをみると、フリマアプリ取引時のトラブル相談が毎年6000件以上寄せられているのがわかります。
そこでフリマアプリでモノを売るときによくあるトラブル例とその対処法をまとめました。
フリマアプリ出品時のトラブル例
届かないと言われた
住所を教えたくないなどの理由で送信元住所を書かずに発送する人、節約のため追跡できない方法で発送する人もいます。その場合どうにもできないため、出品キャンセルし返金依頼しましょう。
メルカリやラクマなら匿名配送に対応しているので利用しましょう。そういった仕組みがないフリマアプリなら必ず住所を書くようにします。名前はアカウント名でもいいので多少身バレを防ぐことはできるでしょう。
ほか、配達時不在で営業所預かりになっている可能性もあります。一度確認してもらうよう相手に連絡してみましょう。発送時に到着日を相手に伝えておくとさらに安心です。
出品物の汚れ
新品同様や未使用品といった表記をすることで高く売りやすくなります。ただコレクターアイテムだったりすると相手の基準が厳しくなりがちなのでクレームになりやすいですね。
出品前に自分だけでなく他人の目もかりてダブルチェックできると理想的ですが、難しい場合は商品説明に完璧でない可能性があることを注意書きをしておきましょう。
送料トラブル
タイトルや説明欄に送料別と書いていても、相手が読んでいないことも。その場合クレームになるパターンもあります。
相手が落札した時に贈るメッセージで再度念押ししておきたいですね。
お金が支払われない
ラクマなら購入申請を承認したのち支払いがなければとくにすることはありません。承認後翌々日の23:59に自動キャンセルとなります。
メルカリは自動キャンセルがなく、購入費の翌々日24時に出品者側にキャンセルボタンがでるため押しましょう。
返金を求められた
商品が気に入らなかったなど、なんらかの事情で返金を希望される場合もあります。
ラクマでは基本的にユーザー同士でのやりとりになりますが、「商品の発送待ち」「受取と評価」の状態ならラクマカスタマーサポート側で取引キャンセル&返金できるので相談してみましょう。
【カスタマーサポートへの問い合わせ方法】
マイページ⇒その他⇒お問い合わせ画面からできます
取引が終了している状態ならユーザー同士で連絡を取り合って対処するしかありません。返金方法や発送方法・送料負担はどうするか?などを決め、発送時はかならず追跡できる手段を選びましょう。
メルカリでは、相手から返送してもらった商品の到着後、お問い合わせ画面からキャンセル依頼します。長くて1週間くらいでキャンセルが成立します。その後購入者へ返金処理されます。
まとめ
フリマアプリでありがちなトラブルを紹介しました。
トラブルが起きてしまったらしかたありませんが、なによりも未然に防ぐことが大事です。気持ち良い取引にするためにも、出品物の状態を詳細に記載する、取引時の取り決めを細かく書いておく、やりとりするときに確認する、など忘れずに実施していきましょう。
コメント