公共施設や病院なんかにいくと、たいてい入り口にアルコール(エタノール)スプレーが設置してありますね。
昔はそんなになかったと思うんですが、いまでは当たり前の光景になりました。
それなら自宅にもアルコールスプレーがあるとよさそうです。
とくに大人よりウイルスに弱い子供の健康を守るためにも、ウイルス除去効果を期待できるスプレーは置いておきたいところ。
そこでアルコールスプレーのウイルスへの効果や使い方、注意点について調べてみました。
アルコール(エタノール)スプレーって子供に悪影響はないの?
アルコール濃度が強いほど除菌力は高くなります。
だからといって、あまり濃度が高いと皮膚への影響も気になりますね。
とくに皮膚の弱い子供や赤ちゃんにスプレーするときは気になる親御さんも多いのでは?
ウイルス除去スプレーの種類
塩素系とアルコール系が売られていて、子供をはじめ人体にスプレーするならアルコール系が安心です。
さすがに間違えることはないと思いますが、塩素系はトイレなどに使うものが多いので注意したいですね。
新型コロナウイルスへの効果は?
過去に流行した「SARS」や「鳥インフルエンザ」以上に感染拡大が危険視されている「新型コロナウイルス」はアルコールスプレーで効果あるのか?
厚生労働省のホームページには「石鹸やアルコール消毒液での手洗いをしてください」とは書かれています↓
厚生労働省ホームページ
>>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q8
でもスプレーについては明言されていませんでした。
ってことで「効果がある」とは言い切れませんが、アルコール消毒液を推奨する以上ウイルスへの効果は期待できるはず。
ただアルコールをスプレーすると、当然ながら直接消毒液で手洗いするより効果は薄れるでしょうね。
とはいえ、手洗いもいい加減なやり方だと効果が薄れてしまうので、爪や指の付け根など特に注意して洗う必要があります。
ですので、手洗いしてアルコールスプレーも使うとより安心できると言えそうです。
おすすめ記事
>>手洗いうがいのあとのアルコール消毒って必要?効果は?
インフルエンザウイルスへの効果は?
インフルエンザウイルスやコロナウイルスのような脂溶性の殻(エンベローブ)を持つウイルスの場合、消毒用のアルコール(エタノール)を使うとその殻を破壊するそうです。
すると感染力も低下→抗ウイルス作用を期待できるらしい。
(参考サイト⇒http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/3234)
新型コロナウイルスと同じく100%防げるわけではありませんが、ウイルス対策としては効果を期待できるといえそうです。
子供の顔にアルコールスプレーしても大丈夫?
普通に使っている分には基本的に問題ないとされています。
アルコールの液体に長時間手をつっこむ、といった度を越えた対策をとる人はいないと思いますが、そこまでいくのはさすがにやめたほうがよさそうです。
詳しくは下記「アルコール(エタノール)に危険性はない?」の項目で触れています。
帰宅時、衣服にスプレーしても大丈夫?
100%の除菌は無理ですが、少なからず効果を期待できるのでウイルス対策としてはスプレーしておきたいところです。
ただ衣類によって色落ちなどしないか不安もあります。
アルコールの衣服へのスプレーは適度な量なら基本的に問題ないようですが、それ以外のものかかってしまわないよう気を付けたいですね。
液晶画面やワックスがかかっているものには使えない場合もありますし、火の近くで噴霧すると引火する恐れもあるので十分注意しましょう。
アルコール(エタノール)に危険性はない?
上で触れたように火への引火は危険ですが、それ以外にこんな毒性や副作用が紹介されていました↓
健栄製薬のエタノール解説ページ
>>https://www.kenei-pharm.com/medical/countermeasure/toxicity/01.php
ここにこんな一文が掲載されていました↓
エタノールは体内で完全に燃焼して二酸化炭素と水になり、累積毒にはならないとされているが、一時に大量のエタノールで受けた身体組織の障害は、治癒することなくそのまま累積される場合があるので、高濃度で連続的にさらされる場合は注意を要する。
普段シュッシュッと吹きかける程度の頻度なら問題なさそうですが、潔癖症だったり子供を心配するあまり常にに持ち歩いて噴きかけたり、エタノール(アルコール)を含んだシートで頻繁に拭くような場合は気になってしまいますね。
ただ、上のページにあるマウスの実験結果で、”皮下”の項目に「8285mg/kg」とあるので、これを参考にするなら体重5kgの子供に8285×5=41425mg=約41gが皮膚の内部に吸収されると毒性がある可能性は高そう。
ってことで、子供にアルコールスプレーを噴霧しすぎてもまず危険性はなさそうですが、使いすぎには気を付けたいですね。
で、できるだけ安全性の高い除菌スプレーを探してたらこんなものがありました↓
安全性にこだわった業務用除菌スプレー「プルート」
「プルート」はさまざまな機関で安全性基準を認められている除菌スプレーです。
- 【日本厚生労働省】
飲料水の殺菌など一般殺菌等への使用許可を認可済み - 【国連食品添加物専門委員会(JFCFA)】
人体摂取許容基準A1クラス認証を取得(砂糖や塩と同じレベル) - 【米国食品安全検査局(FSIS)】
食品・食肉への消毒許可を取得済み
これ、業務用なんですが、ネットで一般人でも買えるようです。
口に入れるものへの使用が認められているのは安心感あります。
子供や赤ちゃんの皮膚にシュッと吹きかけることがあるなら、できるだけ安全性が認められているスプレーが安心できますね。
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>>PULITO 公式はこちら
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