ターミネーター ニューフェイトの予想を何となく思い浮かべながら観に行った私。
敵はまあ同じようなタイプなんだろうなと思いながら。
しかし全く予想だにしない登場人物が出てきました。
シュワちゃんが前面にずーっと出ているのだろうと思っていたら、全然出てこなくて忘れてたくらいW。まんまと裏切られました。
でも全く良い意味で、ですけど。
ターミネーター ニューフェイトのあらすじ ネタバレあり
あらすじ的には、舞台となる南米メキシコあたりに、落ちてくる女改造人間が、スパニッシュの女の子を守り抜こうとする。
スパニッシュの女の子とはダニー。
気が強く、自分の考えをしっかりと持っている。
女改造人間ことグレースは、強化型兵士のグレース。マッケンジー・デイビスが演じているのだが、終始この人に目が行ってしまう。主役はこのグレースとも言えるだろう。
強化型兵士に志願します!というセリフがなぜか忘れられない。という私は反戦派であるのだが。
サラコナーと合流したダニーとグレースは、メキシコからアメリカテキサスへ密入国する計画を立てる。
ジョンコナーの為にというメッセージが送られてくるその場所がテキサスにあるためだ。
そこでシュワちゃんに再開する。
シュワちゃんはその後人間として生きていて、息子と奥さんと3人で暮らしている。
そこから、敵を倒す計画を立てて4人で悪役ターミネーターと立ち向かう。
ターミネーター ニュー フェイト レギオンとは
レギオンとは軍団とか悪役などの意味。
未来にはびこる悪のレギオンは、AIの支配するロボットたち。
AIが人類を殺しつくしている希望の無い未来。戦争は一日にして何もかもを奪ってしまうという事を改めて気づかされました。
ターミネーター ニュー フェイト ジョン コナーが出てた
ジョンコナーがしゃわちゃん扮するターミネーターに殺されてしまってから何年か経った後の話。
場所は南米、メキシコあたり。
ジョンコナーは久々の母との休日にメキシコの海でジュースを買おうとしているところをシュワちゃんに撃たれれて死ぬ。
ミッション完了。サラコナーはこのことから、今度会ったらシュワちゃんを殺す!と心に決めている。
このシーンはジョンコナーが生き生きしている、見た覚えがないけど、前のターミネーターであったシーンなのだろうか。
ターミネーターニューフェイト爆死
爆死のシーン戦士のシーンは白熱していて、戦争を容易に想像させてくれる。
また、しょっぱなから爆発しまくりのダイナミックなカーアクションはアメリカだなあと思わせる映画だ。
最後は悪役と爆死するような感じで2と同じような場所で死ぬ。
この撮影の場所って余談だけど、ガーディアンズオブギャラクシーのガチャガチャしたシーンで使われていたセットの倉庫みたいな場所と同じじゃないかなと、一瞬既視感を感じました。そんな風に見えた方いらっしゃいましたか?
ターミネーター ニューフェイトについての考察
今回は女主演3人で、サラコナーが絶妙なタイミングで登場したところがかっこよかった。
しかもあのサラコナーがバリバリそのままマダムになっていて、いい年の重ね方をしていたのだろうなと思わせる。
一方シュワちゃんは全然出てくる気配を見せず、忘れていた時にあ!という具合で出てくる。
シュワちゃんて、監督がシュワちゃんの為にターミネーターの役を割り当てたんだろうなと思うほどのはまり役だと思う。
ちょっと人間らしくない動きとか、演技がそこまで微妙に動かないところがロボットにピッタリ。でも憎めないキャラで、とっても好かれちゃうところ。
ところで回を重ねるごとに思うのは、本当に戦いはしてはいけないことだということ。殺しあう事は荒れた心と荒廃した街を生み出すもので、希望も生活も全くなくなってしまうのだ。食べ物を奪い合うために人間が殺しあう。そしてそれは人間が生み出したAIが人々を殺しているから起きること。
テキサスでは銃も持ち放題というような皮肉ともとれる状況設定や、南米からアメリカへの密入国。南アメリカの人々の哀愁のある音楽や、温かい人と人とのつながり。
あと言葉、ふぁっくとか、くそとかそういう言葉が多かった。戦いって人間の頭の中をこういう風に単純に、奪い合いや殺し合いに
変えてしまうのですね。
こういった映画を観て、自分や世界の人々の生き方をいろいろ考えるのも悪く無い。
コメント