新型コロナウイルスの流行で、専門家たちが「手洗いうがいを徹底しましょう」ってフレーズを耳にタコができるほど聞きます。
でも手洗いやうがいにも正しいやり方ってのがあるわけで、適当にやっていたら逆効果にならないとも限りません。
となると、ズボラな私なんかは多少雑でも仕上げにアルコールスプレーで消毒しておけばいいのでは?と思ってしまいます。
現に公共施設などの入り口にアルコール消毒用スプレーが置いてあったりしますし、使う前に手洗いすることってないはずです。
ってことはアルコールスプレーで消毒するだけでもいいのでは?
そこでアルコール消毒は必要なのか、やる意味あるのか、について調べてみました。
手洗いなしのアルコール消毒だけじゃダメなの?
何かものに触るたびに、いちいち手洗いうがいなんてしてられません。
とくに外出してるとまず手洗いする場所探しから始まり、見つけてもハンドソープがなくなっていたら無駄になります。
じゃあアルコールスプレーやシートで消毒するだけでもいいのか?
と思って早速グーグル検索してみたら、ちょうど同じタイミングで西日本新聞さんが記事にしてました↓
西日本新聞
>>https://www.nishinippon.co.jp/item/n/590972/
で、記事内で「感染管理認定看護師」なる職業の方がこう言ってます↓
「手洗いかアルコール消毒、いずれかを行えばウイルスは十分除去できる」
「手洗いや消毒のやり過ぎは手荒れの原因にもなり、神経質になり過ぎなくてもよい。一般家庭の場合、帰宅後やトイレの後、食事や料理の前など、これまで通りのタイミングできちんと手洗いをすれば問題ない」
もちろんすべての専門家が同じ見解とは限りませんし、手洗いうがいとアルコール消毒の両方するほうが確実なのは間違いないと思います。
でも外出してると手洗いできなシチュエーションの方が多いですし、アルコールスプレーをシュシュっと噴霧するだけでOKなら助かりますね。
ただし、この方も言ってるようにスプレーしすぎるのも考えもの。
何かに触れるたびにスプレーするレベルで神経質になるくらいなら最初から出かけないようにしたほうがいいかもしれませんね。
アルコール消毒の効果ってどうなの?
新型コロナウイルスも含め従来のコロナウイルスやインフルエンザのような「エンベロープ」という殻を持っているものには有効性が確認されているようです。
一般財団法人「日本環境感染学会」
⇒http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/COVID-19_taioguide2.pdf
で、こんな効果を期待できるとのこと↓
手指消毒用のエタノール(アルコール)を手に揉み混むと、インフルエンザウイルスなどの脂溶性の殻(エンベロープ)を持つウイルスに馴染んで破壊していきます。また、殻が壊れたウイルスは本体のタンパク質も変性しやすくなり、感染力が低下します。この仕組みが抗ウイルス作用につながります。
ただしノロウイルスなど脂溶性の殻がないタイプにはあまり意味がないようです。
とりあえず、新型コロナウイルス対策やインフルエンザが流行する冬場には適度にアルコールスプレーやシートで消毒するなどの対策は有効と言えそうですね。
消毒におすすめです♪
>>安定化二酸化塩素で消毒しよう!
まとめ
手洗いうがいの後にアルコール消毒が必要かどうか?またその効果についてまとめました。
エンベロープ型のウイルスにはアルコールは有効とのことなので、手洗いうがいと消毒の両方が理想ですが、最低でもアルコール消毒だけでも実施しておくと感染予防に効果を期待できそうです。
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