総務省の(余計な)頑張りによって、ドコモ・au・ソフトバンクでは通信料金と端末代が別々になる端末分離プランが導入されています。
さらに2019年5月には「電気通信事業法の一部を改正する法律案」が国会で成立し、完全に端末と通信費を分離させることが義務化されてしまいました。
いままでのように縛り契約&端末購入を条件にした端末代割引は完全にNGです。
(チッ)と舌打ちしたところで自分が政治家になってどうこうする気もないイチ国民にはどうにもできないので、うまく適応していくしかないですね。
そこで端末分離プランがどんなものなのかについてもう少し詳しく調べてみました。
各キャリアの端末分離プラン詳細
端末分離プランってどんなもの?
通信費とiPhone・アンドロイドスマホ・ケータイ本体の代金を別々に支払うことです。
2019年10月1日に「改正電気通信事業法」が施行され、これにより料金プランに紐づけた端末代の割引がなくなりました。
ただし端末の単体販売であれば上限2万円までは割引可能となっています。あくまでも通信費を割り引いたらだめですよ?ということです。そのため端末購入によるポイント還元はOKでも、通信容量プレゼントは通信費割引みたいなものなのでNGとなります。
端末割引で長期契約へ誘導&ユーザーの囲い込みを防ぐことを目的にしているみたいですが、ほんと迷惑ですね~。
ドコモの端末分離プランと端末購入プラン
「ギガホ/ギガホライト」プランが該当します。
特典
この2プランには「ずっとドコモ特典」が適用され、用意された5段階のステージ別にdポイントが500~3000ポイントもらえます。
以前までは端末割引される「ずっとドコモ特典プラス」だったのですが、新制度施行に伴ってこのように変更されました。
端末購入プラン「スマホおかえしプログラム」
36回分割払いのうち、24回支払い後に購入端末を返却すると12回分免除される割引プラン。
- 利用料金 0円
- 分割回数 36回
- 割引回数 12回分
- 回線契約 必要
auの端末分離プランと端末購入プラン
「新auピタットプラン」などが該当します。
特典
auでは「au STAR 長期優待ポイント」というものがあり、利用年数や契約中の料金プランに応じたWALLETポイントが毎月もらえます。
端末購入プラン「アップグレードプログラムEX」
プラン料金390円/月を支払いauが指定する機種へ「機種変更」する場合に限り、48回分割払いのうち24回支払った際に端末返却すれば残りが免除されます。
- 利用料金 390円
- 分割回数 48回
- 割引回数 24回分
- 回線契約 不要
実質負担額は「購入した端末代の半分+9360円(390円×24回分)」です。
ソフトバンクの端末分離プランと端末購入プラン
「ウルトラギガモンスタープラス/ミニモンスター」などが該当します。
特典
「長期継続特典」があり、PayPayボーナスがもらえます。PayPayアプリを使う契約者なら
- 契約更新で3000円付与
- 利用年数と利用金額に応じたPayPayボーナス付与
の2つの特典がついています。
端末購入プラン「トクするサポート」
- 利用料金 390円
- 分割回数 48回
- 割引回数 24回分
- 回線契約 不要
auと全く同じ内容で、実質負担額は「購入した端末代の半分+9360円(390円×24回分)」です。
これからの端末購入はどうすればいい?
いままでのように高額キャッシュバックや端末0円、一括0円にような大幅割引は期待できません。また各キャリアの端末購入プランも機種変更という条件付きだったりするため使いやすいとは言えません。
となると今使っているスマホを売って購入資金に充てるのが現実的。
もちろん状態の良しあしによって金額は変わってしまいますが、新しいスマホを買ったら今まで使っていた端末を少しでも高く買い取ってくれる業者に売りましょう。
スマホ買取額を高くするには?
- 端末をキレイする
- 箱などの付属品を揃える
- SIMロックを解除しておく
- 1日でも早く売る
この4つが大事です。サクッと済ませてすぐに売るのが高額査定を引き出すコツです。
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