緊急事態宣言が、いくつかの自治体で出されました。
当該の住民の心境やいかに・・。
それよりも大変なのは、営業自粛の対象とされる中小企業ですよね。
リモートワークではどうにもならない業種の方が、圧倒的に多い気がします。
飲食店は特に厳しそうですね。
さまざまな経済対策が打ち出されていますが、焼け石に水感がハンパないのはなぜでしょうか?
一方、事務ワークが中心の業種の場合、すぐにでも在宅勤務に切り替えたいところだと思いますが、これまた事業所によってはスムーズにいかないようです。
在宅勤務のメリットとデメリットについて、改めて考えてみました。
在宅勤務のメリット
まず、いくつか挙げていきます。
- 通勤しなくて良い
- 満員電車に乗らなくて良い
- 余計な3密を避けられる
- 仕事の合間に家事ができる
- 疲れたらスグに休憩できる
- 少し寝坊できる
- 服装を気にしなくて良い
- 嫌いな人と顔を合わせずに済む
ただし、このメリットを感じられるのは、比較的ゆるいルールでの在宅勤務です。
仕事中はカメラでチェックされる会社もあるそうですから、ほぼ、勤務に関しては自律性に任されている場合において、はじめてメリットが生まれる気がしています。
正直、メリットよりデメリットの方が、多いかもしれないですね。
いきなりの在宅勤務という、環境と仕事への取り組みの変化に、戸惑いや不安の方が先立つと思います。
慣れると快適なんですけどね。
ホントに。
コロナ騒動をきっかけに、多くの事業所が在宅勤務に切り替えていると思うので、これが定着すると、本当の意味での働き方改革が見えてくるのではないでしょうか。
在宅勤務のデメリット
では、在宅勤務のデメリットを挙げていきます。
- 慣れるまで時間がかかる
- 子どもやペットがいると落ち着いて仕事ができない
- パソコン1台では効率は上がらない
- オンラインMTGで緊張する人が出てくる
- カメラで仕事ぶりを監視されると変な感じ
- パソコンを使い慣れない年代にとっては地獄
- ハンコ主義の会社は意味がない
細かいことを言い出したらキリが無いですが、一番のネックはカメラによる監視かと思います。
生活感丸出しの背景を同僚に晒すことになりますからね。
特に女性はイヤでしょう。
Zoomだと背景を好きな画像に変更できたりするんですけど、その肝心なZoomが、セキュリティの問題を抱えているとかで、ちょっとだけ避けられ始めてます。
Zoom、台湾政府がセキュリティ上の懸念から全面禁止。ドイツ外務省やGoogleも使用に制限 – Engadget 日本版
利用者の急増によって、セキュリティの専門家も注目したために、問題が一気に発覚した感じです。
そうなるとスカイプですかね。
まあ、社員を信じて自主性に任せてもいいんじゃないでしょうか。
働かない社員は、思い切り業績評価で対処すればね(笑)
在宅勤務ができない理由はハンコ
ハンコが必要だから会社に出勤しなきゃいけない・・・。
そんなことを、インタビューで答えているサラリーマンを見ました。
いやー、本気でそれを言わせる組織風土が怖いです。
今は電子印鑑があるんですから、活用すれば良いのになと思います。
無料で使えるサービスもありますが、さすがに業務となると無料サービスは使い辛いでしょうね。
ハンコが大事だから在宅勤務はしないと、時流に逆らう上司や経営者がいたら、それは間違いなくハンコウ期ですね、ハンコだけに。
在宅勤務はずるい
在宅勤務をずるいと言う人もいるようです。
いったい、何がずるいのか全く理解できません。
第三者の在宅勤務で何らかの不利益を被ったなら、その発言は理解できます。
ずるい発言は単なる妬み以外に考えられません。
在宅勤務はさぼりを助長するか
するでしょうね。
だからこそ、よりシビアに働きぶりを評価するしくみを作らなければ、組織として機能しなくなる恐れがあります。
カメラによる監視は、さぼりの抑止力になります。
あまりにもやりすぎるとプライバシーにも影響しますから、監視を実施する場合は、事前に同意を得る必要が当然あるでしょうね。
在宅勤務 まとめ
コロナ騒動で在宅勤務が、やっと導入が進み、注目されるようになりました。
テレビ番組でも、出演者がリモートワークという呼び名でオンライン出演をしている風景を見る機会が多くなっています。
いつでもどこでも繋がれるのがIT社会です。
なぜ、今まで、その特徴が活かされなかったのか不思議でなりません。
もっとリモートワークは増えるべきです。
直接対面する必要性について、再考する機会になるのではないかなと思います。
忙しい原因は、実は人に会うための移動だったりします。
移動時間を上手く使える人は多くないです。
だから移動を減らすことが、仕事の効率化においては真っ先に解決すべき課題です。
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