片付けが苦手な家族を観察して分かった散らかる原因3つの行動

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5S

家族の中で片付けが得意な(苦にしない)タイプと苦手なタイプがいると思います。

自身の家族を取り上げると、

  • 筆者・・苦では無く不用品捨て好き
  • 妻・・・苦手を公言して鋭意努力中
  • 娘・・・散らかっても平気な肝っ玉

という特徴があります。

つまり我が家の場合、女性陣は片付けが苦手です。

どうして片付けが出来ない(苦手意識がある)のか、しばらく観察してみると、原因となりそうな3つの行動が際立っていることに気付きましたので、シェアしたいと思います。

製造現場で学んだ5Sが片付けの基本

元々製造現場の管理スタッフとして勤務していたころに、嫌というほど安全教育と5S運動を叩きこまれました。

製造業のほかに、建設業なども安全教育や5S運動というのは日ごろから徹底されていると思われます。
片付けに関しては5S運動が役立っていますので、まず、そちらを紹介します。

5Sとは、

  1. 整理・・不用品を捨てる
  2. 整頓・・使いやすく配置する
  3. 清掃・・きれいにしつつ点検
  4. 清潔・・衛生的に保つこと
  5. 躾・・・習慣付け

この5つをローマ字表記した際の頭文字を指しています。

5Sを意識していれば、自ずと片付けは自然に一定レベルまで可能です。
しかし、5Sを知らない場合は片付け方法を体系的に学んでいないため、結果として片付けが中途半端になってしまうと推測しています。

そのような場合は、まず不用品を捨ててしまうことからスタートです。

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片付けが苦手な家族の3つの特徴

しばらく観察した結果、3つの特徴を掴みました。

  1. 捨てない
  2. 元に戻さない
  3. 仕舞わない

この「3ない」です。
共感できる部分もあるのではないでしょうか。

捨てない

お菓子の入っていた空箱やクッキー缶を「何かのために取っておく」という習慣がこびり付いています。

いつか使うからという理由で保管するわけですが、ほぼ使うことはありません。
最長で2年も保管していました(こっそり日付を書いていた)。

目的が漠然としたままの保管はゴミになるだけです。

元に戻さない

例えば、引き出しに入っているハサミを使ってDMなどを開封すると、そのまま置きっ放しということです。

使ったら元に戻すことをしなければ、散らかるのは当然なので、習慣付けさえすれば改善は可能です。

仕舞わない

これは「元に戻す」と違って、新たに購入した物品をすぐに片付けないことです。
一旦、床に置いたり、テーブルに放置したりするだけで、くつろいでいます。

くつろぐのは仕舞ってから。
これを習慣付けするだけで、散らかりは大幅に減ります。

最悪なのは洋服を購入して自宅ファッションショーをした後ですよ。
どうして私が回収して畳まなければならないのですか(涙)

片付けとは捨てること

捨てることを躊躇わなければ片付けは難しくないです。

ただ、捨て切れないのが片付けを苦手とする人なんですよね。
しかもモノに溢れていても平気な人は、恐らく、片付けの快感を味わうことは無いでしょう。

それと収納をイメージすることが苦手というケースもあります。

空間に物を詰める、つまりハズル的な思考が要されることもあるのが、棚への収納ですが、手前ばかりを見て奥行の概念が無い人もいました。

奥へ詰めれば収納スペースが手前に確保できるわけですが、それをしないのです。
聞けば数学の空間図形が苦手だったというので、全くの無関係とは言えないと思っています。

まとめ

片付けられない原因はさまざまで、習慣付けで改善できる場合と、そうはならない場合があります。
特に発達障害などの影響で、どうしてもサポートなしでは片付かないという人もいるでしょう。

片付けられない事は悪ではありません。
原因を見極めて改善する意欲があるかどうかの問題だと考えています。

今では片付けサービスが充実していますから、自身に合った方法を見つけることが重要です。

 

 

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