いつからか、コロナ離婚なる言葉が出回っています。
似た言葉に「成田離婚」がありますが、意味も似ていました。
3月から全国的に休校が相次ぎ、さらには民間企業でも自宅待機やテレワークへの切り替え、止めは国や自治体からの不要不急の外出自粛要請です。
この状況では、一週間に一度か二度、買い物に出かけるぐらいの外出頻度で、基本的に自宅で仕事をしているフリーランスや個人事業主が、勝ち組となっているわけです。
夫婦ともにテレワーカーが、今の最強の布陣です。
しかし、それは極少数。
大抵のご家庭では、旦那が居ないはずの時間に、旦那が居るというだけで、ストレスを感じる専業主婦もいるわけです。
コロナ離婚とは
会社から自宅待機の命令やテレワーカーへの切り替えによって、旦那が日中、自宅にいる状況が増えた家庭は多いですよね。
専業主婦ならば、四六時中、旦那と顔を突き合わすわけです。
子育て中なら家族が勢揃いですね。
当初は良かったものの、段々と目に見えないストレスなどが蓄積されて、夫婦間でケンカが勃発する頻度が増えている家庭もあるはずです。
それに耐えかねて離婚に発展するのがコロナ離婚です。
成田離婚という言葉が昔からありますが、新婚旅行から成田空港に降り立った足で離婚届を提出するぐらいの勢いで、一気に離婚に進むというものでした。
海外旅行でお互いの嫌な部分を垣間見てのことですから、コロナ離婚も成田離婚も共通する部分がありそうですね。
コロナ離婚の理由になりそうなこと
実際に、コロナ離婚した人の情報は得られてませんが、それほどの夫婦仲が壊れる理由を推測してみたいと思います。
結婚生活の年数で違いもあるかもしれませんが、普段、旦那が居ない時間に、旦那がいる事で生活サイクルが狂うことは想定しなきゃいけません。
もし妻も自宅待機やテレワークに切り替えて、夫婦共に日中自宅で過ごすことになると、
- 昼食の準備が面倒くさい
- 外出できないことへの不満
- 仕事と私事の線引きがあいまいなことへの不安
- 旦那が家事をしない
- 旦那が子どもの面倒を見ない
- 旦那が掃除しない
- 旦那が洗濯しない
- 旦那が子どもの送迎をしない
- 旦那がパチンコに行く
- 旦那がすぐコンビニ行く
- 旦那がスマホとゲームしかしない
と、もう後半は旦那さんを悪役に仕立ててますけど、逆のケースもあり得ます。
いくつかの理由が重なって、限界がくると離婚の話が出てくるって感じでしょう。
生活サイクルが狂うことが原因か
要するに結婚してから、数日にわたって日中を夫婦で過ごすことが、新婚旅行以来のケースが多いはずですから、お互いが生活サイクル狂いますよね。
新婚当時は許せても、今は許せないってこともありそうです。
お互い条件は同じなはずなのに、相変わらず子育てに関しては妻任せ、家事全般も妻任せってことも多いのではないでしょうか。
子どもも学校に行きたくても行けない状況ですから、自宅で遊ぶしかないですよね。
すると子どもが遊んでいると、仕事ができないこともあるわけです。
小さくて手のかかる年齢だと余計に仕事できないです。
夫婦で交互に子どもの遊び相手をして、お互いの仕事時間を捻出することが理想ですが、現実は難しそうですね。
それはなぜか?
相変わらず子育ては妻の仕事という認識があるからでしょう。
そのような認識をしている夫婦は増えてはいるとは思いますが、現実を見ると、SNSなどではワンオペに関するツイートがたくさん出てきます。
公共機関での子育てセミナーに関しても、9割方が女性です。
講師も受講者もそうです。
父親向けのセミナーも少ないですしね。
この環境が変わっていくには、もう数十年以上はかかりそうです。
コロナ離婚を防ぐ方法
無いと思いますよ。
※完全に無責任発言です。
夫婦の問題は夫婦で解決が基本。
解決できなければ、さっさと離婚して再スタートする方がいいのではないですかね。
よその夫婦の問題を、部外者が「したり顔」で解決策を授けるなんて、できっこないですよ。
かなり実績積んだ離婚問題のスペシャリストだって、神経すり減らして対応してるわけですからね。
離婚調停だって、はっきり言って面倒くさい案件だと思いますよ、裁判所も弁護士も。
コロナ離婚がデメリットと感じるのであれば、お互いが妥協点を見つけるしかないですね。
その話し合いも無理ならば、コロナ離婚がきっかけになっただけで、そもそもの結婚生活の隠れていた問題が噴出したということです。
子どもさんがいるのなら離婚は不憫でなりませんが、頭で考えるほど結婚は甘くないってことを再認識させられます。
コロナ離婚が無縁の家庭の特徴
家族全員が引きこもり気質であることでしょうか(笑)
まさに筆者の家族がそうです。
金曜日の夜から月曜日の朝まで、家族でずっと自宅に籠ってるなんて当たり前です。
各人が自由に過ごしつつ、家事の分担も自然にできています。
食事の時間はゲラゲラ笑いますし、家族でゲームをして楽しんだり、動画サービスの映画を視聴して、ゆっくりと家族の時間を共有します。
我が家の動画サービスはAmazonプライムビデオ一択です。
異質な家庭に見えるかもしれませんが、これが普通だから仕方がありません。
ちなみに妻と子は、えげつないほど社交的ですので、筆者だけがぼっち歓迎ということを付け加えておきます。
このような緊急事態では、ストレスを強いられます。
我慢しかないですね。
耐えるだけの我慢は気の毒ですから、我慢も分散が大事だと思います。
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