中学受験 あなたの見解はいかがですか?
●「難関大学に入れるなら、中学受験は不可欠」「高校受験がない中高一貫校で、10代の6年間をのびのびと過ごしてほしい」「上位校に行くなら分かるけれど、偏差値30~40台の私立中高一貫校に入れる意味はあるの?」「小学生の子どもに夜遅くまで塾通いをさせてかわいそう。公立でいいじゃない」など様々な考えがあると思います。少子化が進み、大学全入時代と言われる今、それでもなお首都圏を中心に、ある一定の中学受験者数が存在するのはなぜでしょう?
第一志望に合格する子が全体の約3割という実態の中、中学受験は上位校狙いに限ったものでは決してありません。「“偏差値50”の中学受験」では、それぞれ価値観や方針に合った選択肢で中学受験を目指す家庭に向けて、偏差値だけにとらわれない中学受験の魅力とはなになんでしょうか
一般的に中学受験は、小学3年生の2月から大手進学塾に通い、そこから3年間かけて中学受験のための勉強をします。塾に通うようになると、宿題がたくさん出るし、授業の復習やテストの対策もしなければならず、長期休みも含め塾中心の毎日を送ることになります。4年生のうちは週2回ほどの塾通いも、6年生になるとほぼ毎日という状態になり、学年が上がるごとにハードになっていくのが、今の中学受験の実情です。
しかし、塾に通えば順調に成績が上がるという保証はなく、むしろ一度は壁にぶち当たり、苦戦する子が多いのも現状。努力が実り、上位校に合格できればいいけれど、中学受験で第一志望校に合格できる子というのは、全体の約3割と言われています。つまり、小学校生活の約半分を受験勉強に費やすにもかかわらず、多くの子が第二志望、第三志望の学校に進学することになるのです。そうした結果から考えると、中学受験のレールに乗るのは「割が合わないのでは?」と思ってしまうのも親心。
にもかかわらず、今もなお首都圏では6人に1人が中学受験をしています。それは、なぜでしょう。
それは 偏差値ではない 情操教育 との専門家さんのお話も
「中学受験というと、大手進学塾で成績順にクラス分けをされ、ひたすら勉強して上位校を目指すというイメージを抱いている親御さんは多いと思います。しかし、ひとくちに中学受験といっても、偏差値70以上の最難関校から偏差値30台の学校までその学力には大きな幅があり、各校の特徴も異なります」「昨今、中学受験をさせる理由で最も多いのは、私立中高一貫校に通わせると、大学受験に有利であるという考えです。確かに、中高一貫校に行けば、高2の段階で高校課程に必要な勉強をすべて終わらせ、高3の1年間をかけて大学受験のための勉強に充てられるというメリットはあります。そういう考えを持つ家庭は、難関大学を目指すため、中学受験においても上位校を狙います。そのため塾の指導のもとに一生懸命勉強します。しかし、各校には定員があるので、どんなに頑張っても不合格になってしまう子が出てきてしまいます。そういう子は第二志望、第三志望校へと進学していくのです」
「しかし、私立中高一貫校の魅力は上位校に限るわけではありません。また、進学に有利というだけでもありません。依然としてまだ進学実績が重視されていますが、私学の本当の魅力は各校が掲げる教育理念にあります」
「例えばキリスト教の学校では、『困っている人を助ける』『世の中の役に立つ人間になる』『自然の恵みに感謝する』といった宗教思想が、すべての教育の土台になっています。授業で『聖書』の時間があったり、奉仕活動をしたりするなど、公立校や私立でも進学実績だけを追っているような学校にはない独自の教育を行っています」
「昨今、多くの私立中高一貫校が、早朝学習や放課後の補習・講習など、学力向上に力を入れるあまりに、10代の多感な時期に自分のことや将来のことなどについてじっくり考える時間が持てなくなっています。しかし、キリスト教の特にプロテスタントの学校では毎日礼拝があり、そうした時間の中で、自分を見つめることができます。また、学校生活や家庭生活の中でつらいことや苦しいことにぶつかった時に、礼拝や『聖書』の時間で耳にした聖書の中の言葉に救われたり、信じる存在があることで精神面を強く持つことができたりもします。このように宗教校には宗教校の良さがあるのです」
「また、近年は共学校の人気が顕著ですが、私立中高一貫校には、男子校、女子校といった性別分けによる別学があります。別学は性別による特徴を生かした教育を行います。ひと昔前は、女子校といえば“お嬢様学校”というイメージがありましたが、現在は女性の生き方も多様化し、実社会で活躍できる女性の育成に力を入れている学校もあります etc・・・・
♪ん~あなたはどう思われましたか 漠然と そのメリットといわれてるものを
普通の公立教育でそうしたらいいのに。と思いました。 中高一貫校に行けば、高2の段階で高校課程に必要な勉強をすべて終わらせ、高3の1年間をかけて大学受験のための勉強に充てられるというメリット ・・なぜより良いもので 行うことが可能とわかっているものを 基本にしていかないのか変な価値をつけ 中高一貫でなければそうできない となっているのか そういうとこに疑問を感じてしまいました。
情操教育が多岐に渡り選べる・・・私は ここも 情操教育は土日でもできますと思いましたね。好みとゆうより偏りが より各家庭に一致したところを選べるのは そうゆう環境に置きたいのであれば 選択したくなるのかもしれませんね。 例えば英語とか。
金銭的なメリットは 希望にかなわなければ とりあえずはマイナス計算的な位置となりますよね。 しかしながら その培ってきた ものはきっと無駄にはならないので、希望にかなわなくても 目標に向けてとりくんできた姿勢に対する 費用や知識という とこへの投資代ではありますね。
そこに 下記のような最新傾向が・・
■大学定員厳格化、付属校に魅力
定員割れを起こす都立高が増加傾向にある。人気とされてきた都立の中高一貫校の高校入学では3校が定員割れ。来年度以降、5校が高校からの募集を停止する。都立復権を目指し進学指導重点校の指定など、都立高改革で人気がでていたが最近は私立に流れる傾向に。専門家は、私立高の実質授業料無償化などの支援制度の充実や、私立大の定員厳格化で大学受験が狭き門になるなか、大学付属校などに受験生が流れていると指摘する。
都教育委員会が2月中旬に発表した令和2年度の都立高一般入試の最終応募状況によると、定員割れが発生したのは、全日制171校のうち47校となり、現行制度による募集が開始された平成6年度以降で最多となった。都立高の定員割れは近年増えており、30年度は前年度比約3倍の38校となり翌31年度には44校にのぼっていた。
定員割れは全国屈指の進学校である日比谷高でも起きた。31年度入試は倍率2・31倍だったが、入学手続き者が定員を下回り人気校では異例の2次募集を行った。数十人が国立大付属などに流れたとされる。このため日比谷は令和2年度入試で定員より20人多く合格者を出し、定員に厳格な都立では異例の対応をとった。
大学進学実績の高さなどから人気を集める都立中高一貫校でも定員割れが起きている。2年度の高校入試では両国や富士、大泉の3校が2次募集を実施した。中学からの入学者が多く、高校からの募集が少ないため都立中高一貫の高校入学は受験生や保護者から敬遠されがちであったのも事実。3年度には富士と武蔵、4年度には両国と大泉が、それぞれ高校からの募集停止を決定。白鴎も募集を停止する方針だ。
都立から私立に流れる背景には、平成28年の都知事選で小池百合子知事が公約に掲げた「給付型奨学金」がある。さらに小池知事は今年1月、私立高校授業料の実質無償化制度を拡充、国の支援制度に都独自の補助金を追加する制度をさらに充実化。対象となる世帯の年収を760万円未満から910万円未満に引き上げる方針を表明している。
私立高の中でも大学付属の学校に人気が集中する傾向にあると指摘。「定員の厳格化によって、このところ、大学の一般入試が狭き門になっているため、確実に進学できる大学付属の私立高校が魅力的に映るのだろう」と話している。
・・近年の傾向からも
私立大の定員厳格化で大学受験が狭き門になるなか ここに一致させるには。。 私立中高一貫で 二年で授業を終わらせ3年で受験勉強をいっぱいし
さらに大学への優先枠をある私立中高一貫へ (しかも私立中学が助成されるならなおさら 選択肢はそれしかないですよね 納得w)
都立中高一貫は高いから私立には行けないけど より安定した環境でお勉強させてあげたい そんな親御さんも多かったかもしれません。
そこに 私立高校費用助成と 私立からの大学へのつながりメリットで できるなら と中学受験への視野・・・
頑張れるものなら頑張りたいと思う親心は納得です。
我が家には私立中高一貫とゆう選択肢は 特待生にでもならないかぎり ありませんが 都立中高一貫にはいかせたいなあと思います。
理由はただひとつ 公立程の お勉強本当はぜんぜんしたくないとゆうお子さん~しっかり勉強していきたいとゆうお子さんまで な
状態でなく ほぼお勉強はしていきたい とゆう環境の中で わが子にも勉強をしてもらいたいからです。
公立を否定するわけではありません。 中学受験をとおし 子供が自己肯定感を失わないよう 親として そこが一番これから
子供の意識を 中学 高校 大学受験とありますが なんのための受験なのか いい大学に入りたいからなのか 入って何をしたいのか
お金持ちになれればそれでいいのか 、なにのために受験が必要だと親は思ったのか もっと人生は深いもの
日本の子供たち。。 近年虐待が増えている 学ぶこともままならない子供が現実に何万人といる でも世界の国の中で 普通に学校に
行ける とゆう恵まれた環境に多くの子供たちがある。 それはでも 恵まれてることなのかと疑問になる
20年前 インドに数ヶ月バックパッカーをしていたとき インドの子供は 小学生も低学年位から なぜ自分が学ぶのか それは将来しっかり学び お金を稼ぎ 家族を養っていく そこを 意識が背負って 毎日を過ごしていた。 衝撃をうけました。 いち旅行者としてインドに
遊びで あしを踏み入れている自分の生活のあり方をはずかしいとおもいました。日本に帰ったらしっかり働こうと インドの子供にきづかされたのです。
意識をもって 中学受験でも 公立でも 選択したらいいのだと私個人としては 強く思います。 そして できたものには 喜び できなかったものを
否定しない そんなときこそ 自分を肯定できる ・・そういうサポートを大学卒業まで ぶれない親にならぬよう これから迎えるさまざまな受験や試験に自分ものぞみたいと思う。
コメント