誰かに見られてる 映画見どころ、秋はサスペンス映画を観たい

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秋はサスペンス映画が見たい季節ですよね。
『誰かに見られてる』 という映画はリドリースコット監督の1987年のアメリカ映画です。リドリースコットと言えば、松田優作の遺作となった、ブラックレインの監督として有名ですね。そのブラックレインの2年前に発表されたのが『誰かに見られてる』です。誰かが見つめてるとか、誰かが私を見つめてるとか、訳によって、そんなタイトルの場合もありますね。

 

誰かに見られてる映画の見どころは?

この映画、サスペンス物として売りこまれた映画なのですが、主人公の上流階級の女性と警察のイケないはかない恋物語。刑事役のほうには家庭が有るという設定なんですね。そこが不評の始まりでもあり、ストーリーがあまりイケていないという、というか支離滅裂な点も否めない作品のようです。

しかしながらこのタイトルだけ見れば、結構有名だし、見てみたい。と思ってしまうお気持ちもわかります。
見どころは、上流階級の暮らしぶりを見せてくれるところ。

見られているという部分のサスペンス感に期待すると、予想外のラブストーリー展開にちょっとげんなりしそうです。
このところ心理を地味に追ってくるサスペンス物があまりないんですよね。だから古いサスペンス物に期待しちゃう気持ちはわかります。

 

誰かに見られてる感じ

ところで、あなたは誰かに見られているという感覚を持ったことは有りますか?

私はあります。

それはお風呂に入っていた時でした。
隣の人が、上の窓からこちらの風呂場をガン見していたのです。目玉がぎょろぎょろとしていてとても恐ろしかったです。

また別の日には、学校の合宿でも、風呂の上の方についていた横長の窓に、顔がたくさん並んでいたということがありました。

そしてまた暑い夏に窓を開けて寝ていたら、向こうにおじいさんが立ってこちらを見ていた!ということもありました。
なんか見られているなという空気で起きました。

気持ち悪いですよね。じゃあ開けるなよと言われそうですが、いくらエロスに飢えていても、じーっと見続けるのはどうかと思います。
即、警察に通報しましょう。

不思議なものでこちらを誰かが見ているという感覚は、伝わるものですね。

最初はざわついている空気感。その後見続けているものだから沸点に達し、その視線の方向にはっと気づくのです。

あれは何でしょうか。目力?

視線の力って面白いですね。自然科学、人間科学などの研究テーマになりそうです。

警察やストーカーに見られている、恋い焦がれる相手をじっと見ている、興味で覗き込んでいる。そんな視線には温度がある様です。

見られているほうは絶対に気づきますね。

そんな視線の力のことを、この映画では伝えたかったんだと思います。

 

誰かに見られてる映画まとめ

『エイリアン』や『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督の駄作!とまで言われていますが、映像美はやりすぎのように半端なく美しいと言います。
当時バブルのアメリカの上流階級の贅沢っぷりを、映像で確認したい時に役立つ情報としても使えますね。

ストーリーはダメだったとしても、監督が世に出すという作品なのですから何かしら見せたいものがあったのだと思いますよ。

その何かしらを見つけることができるか、わからずに眠りについてしまうか、文句をタレてしまうか、自分がどれに当てはまるのか気になる方は是非お試しください。

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